script | NN 6 IE 4 DOM 1 | |||||||||||
script オブジェクトは script 要素に対応するオブジェクトです。Windows 版 IE 4 は、innerHTML プロパティや innerText プロパティの取得と設定を正しく行えませんが、同等のtext プロパティの取得と設定は安全に行うことができます。Macintosh 版 IE 5 には、このオブジェクトの readyState プロパティ (Windows 版 IE のすべての要素に共通) が実装されています。 |
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相当する HTML コード | ||||||||||||
<script> |
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オブジェクト参照 | ||||||||||||
[window.]document.getElementById("elementID")
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オブジェクト固有のプロパティ | ||||||||||||
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オブジェクト固有のメソッド | ||||||||||||
なし |
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オブジェクト固有のイベントハンドラープロパティ | ||||||||||||
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charset | NN 6 IE 6(Win) DOM 1 |
読み書き | |
スクリプトのコンテンツに使用する文字エンコードを示します。 |
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例 | |
if (document.getElementById("myScript").charset == "csISO5427Cyrillic") { // process for Cyrillic charset } |
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値 | |
文字セットレジストリ (ftp://ftp.isi.edu/in-notes/iana/assignments/character-sets) にあるエイリアス。大文字と小文字は区別されません。 |
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既定値 | |
ブラウザによって異なります。 |
defer | NN 6 IE 4 DOM 1 |
読み書き | |
ブラウザがページの読み込み時にスクリプトでコンテンツを生成することを確認せずに、通常の HTML コンテンツを表示するかどうかを示します。この値は実行時に script 要素のタグで設定される必要があります。タグに DEFER 属性を追加してこのプロパティに true を設定すると、ブラウザは HTML コンテンツの表示を保留して script 要素のコンテンツに document.write() ステートメントがあるかを解析する必要がなくなります。ドキュメントが読み込まれた後でこのプロパティの値を変更しても、スクリプトやブラウザの動作には影響を与えません。このプロパティは Netscape 6 にも実装されていますが、機能しません。 |
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例 | |
if (document.getElementById("myScript").defer = = "true") { ... } |
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値 | |
true または false のブール値 |
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既定値 | |
false |
event | NN 6 IE 4 DOM 1 |
読み取り専用 | |
Internet Explorer のイベントモデルでは、event 属性と for 属性を使用して、オブジェクトイベントを script 要素にバインドできます。詳細については、第 6 章を参照してください。event プロパティは event 属性の設定を返します。Netscape 6 では機能しません。 |
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例 | |
if (document.getElementById("gizmoScript").event == "onresize") { ... } |
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値 | |
イベント名を示す文字列。大文字と小文字は区別されます。 |
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既定値 | |
なし |
htmlFor | NN 6 IE 4 DOM 1 |
読み取り専用 | |
script 要素の for 属性に設定された値 (要素 ID) を返します。この属性は、event 属性で設定された特定のイベントがその要素に対して呼び出されるときに、スクリプトがバインドされている要素の ID を示します。Netscape 6 では機能しません。 |
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例 | |
if (document.getElementById("helpScript").htmlFor == "helpButton") { ... } |
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値 | |
文字列 |
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既定値 | |
なし |
src | NN 6 IE 4 DOM 1 |
読み書き | |
現在の script 要素に読み込む .js スクリプトファイルの URL を示します。Internet Explorer で既存のスクリプト要素に新しい .js ファイルを割り当てても、元の .js ファイルのスクリプトがなくなるわけではありません。ただし、変数や関数の名前が重複する場合は、それらの名前は新しいファイルの定義で上書きされます。Netscape 6 以降でこのプロパティに新しい値を設定した場合、エラーは表示されませんが、現在のウィンドウやフレームに新しいスクリプトが必ずしも読み込まれるとは限りません。 |
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例 | |
if (document.getElementsByTagName("script")[1].src == "scripts/textlib.js") { ... } |
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値 | |
絶対 URL または相対 URL を示す文字列 |
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既定値 | |
なし |
text | NN 6 IE 4 DOM 1 |
読み書き | |
要素内のテキストコンテンツを示します。このオブジェクトにスクリプトステートメントを割り当てた場合の結果は、ブラウザによって異なります。Windows 版 IE の最近のバージョンでは、このプロパティから以前のスクリプトテキストが返されない場合にも、既存のスクリプトに新しい値が追加されます。Netscape 6 では、このプロパティに設定された値は無視されます。Macintosh 版 IE 5 では、このプロパティは読み取り専用として扱われます。 |
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例 | |
var scriptText = document.getElementById("script3").text; |
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値 | |
文字列 |
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既定値 | |
なし |
type | NN 6 IE 4 DOM 1 |
読み取り専用 | |
スクリプトステートメントのコンテンツタイプに関する助言的な情報を示します。コンテンツタイプは、たとえば text/javascript のように、スクリプトステートメントの解釈に使用するスクリプトエンジンをブラウザに指示します。今後の実装では要素内のスクリプトに使用されているスクリプト言語を定義するには、language 属性ではなく type 属性を使用するようになる可能性があります。 |
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例 | |
var scriptMIMEtype = document.getElementById("script3").type; |
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値 | |
文字列 |
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既定値 | |
なし |
readyState | NN なし IE 4 DOM なし |
読み取り専用 | |
オブジェクトのコンテンツにおける現在のダウンロードステータスを返します。ユーザーイベントによって呼び出されたスクリプトなどがドキュメントの読み込み中にアクションを行う可能性があり、ページ全体の読み込みが終了するまでは他のアクションを避ける必要がある場合は、このプロパティで読み込みの進行状況を調べることができます。その場合、条件テストでこのプロパティの値を使用してください。この値は、読み込みの最中でも、ダウンロードステータスが変わればそれに合わせて変更されます。プロパティ値が変わると、onReadyStateChange イベントが呼び出されますが、このイベントはバブルアップしません。 |
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このプロパティは、IE 4 で導入された時点では、document、embed、img、link、object、script、style の各オブジェクトでのみ使用できました。IE 5 では、すべての HTML 要素オブジェクトに使用できます。 |
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例 | |
if (document.readyState == "loading") { //statements for alternate handling while loading } |
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値 | |
object 要素以外のすべての要素については、uninitialized、loading、loaded、interactive、complete のいずれかの値を示す文字列。要素によっては読み込みが完了していないコンテンツでもユーザー操作を許可しますが、その場合は、読み込みが完了するまでこのプロパティが interactive を返すことがあります。すべての要素タイプにおいて、読み込み中にすべての値が順序どおりに返されるわけではありません。object 要素は、これら 5 つのステートに対応した数値を返します。数値の範囲は、0 (uninitialized) から 4 (complete) です。 |
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既定値 | |
なし |