引用箇所のマークアップを見た目のために使用していませんか? | |
JIS 5.2 a); WCAG 3.7; | |
概要
Webページに、blockquote要素あるいはq要素でマークアップされているテキストがあります。もし、このテキストが引用箇所ではない場合は、(X)HTMLソースコードを修正してください。 |
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修正/チェック方法
Webページでblockquote要素(あるいは、q要素)でマークアップされたテキストが、本当に引用箇所であるかどうかをチェックしてください。 もし、引用箇所でなかったならば、blockquote要素(あるいは、q要素)を削除し、div要素(あるいは、span要素)に置き換えて、CSSのclassでblockquote要素(あるいは、q要素)で得られる見た目を指定してください。 |
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修正/チェックのポイント
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JIS関連項目
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解説
これらのタグを(見た目のフォーマットのために)誤用することは、アクセシビリティの低下につながります。スクリーンリーダーあるいは音声ブラウザは、誤ってマークアップされたテキストを、ユーザーに引用箇所(他者の著作やコメントの参照)として伝えようとして、他の部分とは異なる音声や速度で読み上げてしまうでしょう。 もし、その "引用箇所" が、コンテンツの一部の見た目をフォーマットするために、blockquote要素あるいはq要素でマークアップされているだけだったとしたなら、ユーザーは混乱してしまいます。 |
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JIS X 8341-3について
JIS X 8341-3 の内容は、以下のサイトにて規格番号「X8341-3」で検索して、規格票をご覧ください。
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