<HEAD>NN すべて IE すべて HTML すべて  

<HEAD>...</HEAD>

HTML 終了タグ : オプション  

head 要素には、ブラウザウィンドウで一般にはドキュメントの一部として表示されないドキュメント情報が指定されます。title 要素のコンテンツはブラウザによってブラウザウィンドウのタイトルバーのみに表示されます。

head 要素のコンテンツは、ブラウザがドキュメントデータと共に作業するのを助けるための要素から構成されています。1 つ以上の meta 要素で処理されるデータ分類も、検索エンジンやドキュメントパーサーが作成者によって提供された抽象的な情報に基づいてドキュメントを理解する手助けとなります。3 つの異なる仕様で head 要素内にネストできる要素を次の表に示します。

id 属性は、HTML 4 または XHTML 標準では明示的にサポートされていませんが、ブラウザでは W3C DOM のすべての要素に共通なプロパティとしてサポートされています。

要素NN 4 以降 IE 4 以降HTML 4 および XHTML
base
basefont-
bgsound--
isindex-
link
meta
nextid--
object--
script
style
title
 
 
<HEAD>
<META name="Author" content="Danny Goodman">
<STYLE type="text/css">
    h1 {color:cornflowerblue}
</STYLE>
</HEAD>
 
オブジェクト参照
 
[window.]document.getElementsByTagName("head")[0]
[window.]document.getElementById(elementID)
 
要素固有の属性
 
profile
 
要素固有のイベントハンドラー属性

なし

classNN 4 IE 3 HTML 4  

class="className1[ ...classNameN]"

オプション  

一般的に、クラスセレクタに定義されているスタイルシート規則に要素を関連付けるために使用される識別子。第 3 章を参照してください。class 属性は表示可能な要素についてのみ使用します。

 
 
<A class="chapTitle" name="chapter3" id="chapter3">Chapter 3</A>
 

大文字と小文字を区別する識別子複数のクラス名を指定するには、引用符の付いた属性値内でスペースでクラス名を分けます。

 
既定値

なし

 
オブジェクト参照
 
[window.]document.getElementById(elementID).className
idNN 4 IE 4 HTML 4  

id="elementIdentifier"

オプション  

この要素をドキュメント中のその他すべての要素から区別するための固有の識別子。この属性を使用すれば、この属性の値を ID セレクタの名前とするスタイル規則に特定の要素を関連付けることができます。要素には、識別用の固有の ID とグループへの所属を示すクラスを指定できます。第 3 章を参照してください。

IE 4 以降および Netscape 6 では、表示可能ではない要素について id 属性を使用できますが、コードの妥当性検証の必要がある場合、W3C HTML 4 および XHTML DTD では妥当性は検証されません。すべての W3C DOM 要素には id プロパティがあるので、スクリプトでこれらの要素を参照する必要がある場合は、表示可能ではない要素にも id 属性を指定するのが自然です。または、スクリプトで別の方法 (document.getElementsByTagName( ) によって返される配列など) を使って、このような要素を参照することもできます。

id 属性に識別子を割り当てるのは、以前は name 属性を使用する要素の name 属性にのみ割り当てられていた値をコピーするためです。現在のブラウザのフォームコントロールでは、フォームと共に送信される「名前/値」のペアで name 属性を必要としており、アンカーとして機能する要素でも name 属性が必要です。スクリプトで参照する予定があるすべての要素の id 属性に識別子を割り当てます。

 
 
<H2 id="sect3Head">Section Three</H2>
 

大文字と小文字を区別する識別子

 
既定値

なし

 
オブジェクト参照
 
[window.]document.getElementById(elementID).id
langNN 3 IE 4 HTML 4  

lang="languageCode"

オプション  

要素の属性値およびコンテンツに使用される言語。ブラウザはこの情報を使用して、合字 (特定のフォントでサポートされたり、書き言葉で必要になった場合)、疑問符、およびハイフネーションの処理などの詳細に関して、コンテンツの適切な表示を行います。その他のアプリケーションや検索エンジンでは、スペルチェック辞書の選択やインデックスの作成にこの情報を利用する場合があります。

 
 
<SPAN lang="de">Deutsche Bundesbahn</SPAN>
 

大文字と小文字を区別しない言語コード

 
既定値

ブラウザの既定値

 
オブジェクト参照
 
[window.]document.getElementById(elementID).lang
profileNN 6 IE 6 HTML 4  

PROFILE="URLList"

オプション  

メタデータプロファイルは、メタデータプロパティのビヘイビアを定義する個別のファイルです。W3C では、この属性の正確な適用をブラウザメーカーに任せています。現在のバージョン 6 のブラウザではこの属性を指定しても何も起こりません。

 
 
<HEAD profile="http://www.giantco.com/profiles/common">
    <META name="Author" content="Jane Smith">
    <META name="keywords" content="benefits,insurance,">
    ...
</HEAD>
 

任意の有効な URL またはブラウザプロファイル定数値

 
既定値

ブラウザの既定値

 
オブジェクト参照
 
[window.]document.firstChild.firstChild.profile
[window.]document.getElementsByTagName("head")[0].profile
[window.]document.getElementById(elementID).profile
titleNN 6 IE 3 HTML 3.2  

title="advisoryText"

オプション  

要素の助言的な説明をします。ページ上で表示可能なコンテンツを生成する HTML 要素について、IE 4 以降および Netscape 6 では、要素にカーソルをしばらく置くと title 属性のコンテンツがツールヒントとして表示されます。たとえば、テーブル関連の col 要素はコンテンツを表示しないので、その title 属性は単なる情報に過ぎません。テーブル内でツールヒントを生成するには、title 属性を tabletrth、または td などの要素に対して指定します。

ツールヒントのフォントおよび色のプロパティは、ブラウザによって決定され、スクリプトでは変更できません。Windows 版 IE ではツールヒントは標準の小さい黄色の四角形で、Macintosh では Mac OS のバルーンヘルプシステムの方法による吹き出しのイメージで表示されます。Netscape 6 のツールヒントは、すべての OS バージョンに共通の小さな四角形です。属性を指定しないとツールヒントは表示されません。

この属性には自由に説明のテキストを指定できます。ただし、必ず表示されるものではないので、重要な情報をここには指定しないでください。Web のアクセシビリティの条件を満たすように設計されたブラウザでは、この属性の情報を使用して、視覚に障害のある Web サーファー向けにリンク要素やテキスト以外の要素に関する情報を読み上げることができます。したがって、ページ上の要素の目的を説明するのに便利な、この潜在的な機能を利用するようにしてください。

この属性の互換性リストは Internet Explorer 3 および HTML 3.2 から始まっていますが、IE 4 および HTML 4.0 以降、新たに多くの要素にこの属性が割り当てられています。

 
 
<SPAN title="United States of America">U.S.A.</SPAN>
 

文字列。文字列は一重または二重引用符で囲む必要があります。

 
既定値

なし

 
オブジェクト参照
 
[window.]document.getElementById(elementID).title