RELEASECOMOBJECT  
説明

COM オブジェクトをリリースし、使用していたリソースを解放します。

 
戻り値

なし

 
カテゴリ

拡張可能関数

 
関数のシンタックス
ReleaseComObject(objectName)
 
関連項目

CreateObject、cfobject

 
ヒストリ

ColdFusion MX 6.1: この関数が追加されました。

 
パラメータ

 
使用方法

この関数は、指定した COM オブジェクトと、それが作成したすべての COM オブジェクトを、強制的に終了およびリリースします。使用が済んだオブジェクトに対してこの関数を使えば、リソースをすばやく解放できます。プログラムを終了する quit のようなメソッドがある COM オブジェクトの場合は、そのメソッドを呼び出してから ReleaseComObject 関数を呼び出します。

この関数を使うことで処理効率を向上できる可能性がありますが、アプリケーションを動作させるために必須のものではありません。この関数を使用しなくても、何らかの時点で Java のガベージコレクション機構が作動してリソースが解放されます。使用中のオブジェクトに対してこの関数を呼び出すと、必要なオブジェクトがリリースされて使用不可能となり、アプリケーションに例外が送信されます。

 
<h3>ReleaseComObject の例</h3>
   <cfscript>
   obj = CreateObject("Com", "excel.application.9");
   //オブジェクトを使用するコードがここに入る
   obj.quit();
   ReleaseComObject(obj);
   </cfscript>
OBJECTNAME  
CreateObject 関数または cfobject タグを使って作成した COM オブジェクトの変数名です。