LISTQUALIFY  
説明

リスト要素の前後に文字列を挿入します。

 
戻り値

指定された要素 (1 つまたは複数) の前後に qualifier が挿入されたリストのコピー

 
カテゴリ

リスト関数

 
関数のシンタックス
ListQualify(list, qualifier [, delimiters ] [, elements ])
 
関連項目

『ColdFusion MX 開発ガイド』の第3章の「ColdFusion 変数の使用」 の「リスト」

 
ヒストリ

ColdFusion MX: 動作の変更 : elements パラメータ値には、"all" または "char" を指定する必要があります。その他の値を指定すると例外が発生します (以前のリリースでは、無効な値は無視され "all" と見なされていましたが、この仕様は他の関数と整合性がありませんでした)。

 
パラメータ

 
使用方法

返されるリストの中には、元のリスト内に含まれていた区切り文字がすべて保持されているとは限りません。

ColdFusion では空のリスト要素が無視されるため、"a,b,c,,,d" の場合は 4 つの要素があることになります。

 
<cfquery name = "GetEmployeeNames" datasource = "cfdocexamples">
SELECT    FirstName, LastName
FROM    Employees
</cfquery>

<h3>ListQualify の例</h3>
<p>この例では、ListQualify を使用して、従業員のフルネームを引用符で囲んでクエリーに入れます。</p>
<cfset myArray = ArrayNew(1)>

<!--- クエリー全体をループし、これらの名前を最後の要素に続けて付加 --->
<cfloop query = "GetEmployeeNames">
   <cfset temp = ArrayAppend(myArray, "#FirstName# #LastName#")>
</cfloop>

<!--- その配列をアルファベット順に降順にソート --->
<cfset myAlphaArray = ArraySort(myArray, "textnocase")>

<!--- その結果生成された配列をリストとして表示 --->
<cfset myList = ArrayToList(myArray, ",")>

<cfoutput>
   <p>修飾されていないリストの内容は次のとおりです。    </p>
   #myList#
</cfoutput>

<!--- 結果として生成されたアルファベット順の配列を、各フルネームが引用符で囲まれた修飾済みリストとして表
示    --->
<cfset qualifiedList1 = ListQualify(myList,"'",",","CHAR")>

<!--- 配列をリストとして出力 --->
<cfoutput>
   <p>修飾されたリストの内容は次のとおりです。   </p>
   <p>#qualifiedList1#</p>
</cfoutput>

<!--- 結果として生成されたアルファベット順の配列を、各フルネームが引用符で囲まれた修飾済みリストとして表
示。引用符は制御文字なので、&quot; を使用して表記します。 --->
<cfset qualifiedList2 = ListQualify(myList,"&quot;",",","CHAR")>

<!--- 配列をリストとして出力 --->
<cfoutput>
   <p>修飾された 2 番めのリストの内容は次のとおりです。   </p>
   <p>#qualifiedList2#</p>
</cfoutput>
LIST  
リスト、またはリストを含んでいる変数です。
QUALIFIER  
文字列、または文字列を含んでいる変数です。elements パラメータで指定したリスト要素の前後 に挿入する文字または文字列を指定します。
DELIMITERS  
文字列、または文字列を含んでいる変数です。リスト要素の区切り文字を指定します。デフォルト 値はカンマ (,) です。
このパラメータに複数の文字が含まれている場合は、最初の文字だけが区切り文字として使用さ れ、残りは無視されます。
ELEMENTS