要素タイプ宣言  

要素タイプ宣言により、XML ドキュメント内に指定される実際の要素インスタンスのテンプレートが提供されます。この宣言により、指定された名前で要素内に含めることができるコンテンツのタイプが指定されます。以下に、利用できるさまざまな要素コンテンツオプションについて説明します。

XML 1.0 勧告には名前空間は明確に含まれていないので、DTD 内の要素宣言と属性宣言では、ターゲットドキュメントで使用される完全な名前 (修飾名) を指定する必要があります。つまり、インスタンスドキュメントで名前空間の接頭辞を使用する場合、DTD では接頭辞やその他すべてを含めて、要素と属性を指定どおりに宣言する必要があります。パラメータエンティティを使用すると、インスタンスドキュメントで異なる接頭辞を使用できることがありますが、この場合でも、DTD ベースアプリケーションへの完全でシームレスな名前空間の統合が損なわれます。