CFABORT | |
説明
このタグの位置で ColdFusion ページの処理を停止します。ColdFusion によって、このタグの前に処理されたすべての内容が返されます。このタグはしばしば条件論理式と共に使用され、ある条件が発生した場合にページの処理を停止します。 |
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カテゴリ
フロー制御タグ | |
シンタックス<cfabort showError = "error_message"> |
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関連項目
cfbreak、cfexecute、cfexit、cfif、cflocation、cfloop、cfswitch、cfthrow、cftry、『ColdFusion MX 開発ガイド』の第2章の「CFML の要素」 の「cfabort と cfexit」
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使用方法
cfabort タグと cferror タグを共に使用すると、cfabort タグによりすぐに処理が停止され、cferror タグにより指定されたページに出力がリダイレクトされます。 このタグに showError 属性値が含まれない場合、タグに到達すると処理はすぐに停止され、ColdFusion により cfabort タグを含む行までのページコンテンツが返されます。 このタグを showError 属性と共に使用する一方で、cferror タグを使用してエラーページを定義しなかった場合は、cfabort タグに到達したときにページ処理が停止されます。また、showError 内のメッセージがクライアントに表示されます。 このタグを showError 属性と共に使用し、同時に cferror を使用してエラーページを定義すると、cferror タグで指定されたエラーページに出力がリダイレクトされます。 |
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例
この例は、処理を停止するための cfabort の使用方法を示します。cfabort が使用されている 2 番めの例では、結果が表示されません。 <h3>例 A: 命令を自動的に完了させます。</h3> <!--- 最初に変数を設定 ---> <cfset myVariable = 3> <!--- ここで、この値を増分するためのループを実行 ---> <cfloop from = "1" to = "4" index = "Counter"> <cfset myVariable = myVariable + 1> </cfloop> <cfoutput> <p> #Counter# 回のループで myVariable 変数の値を増分した結果 : #myVariable# </cfoutput> <h3>例 B: cfabort を使用して、showmessage 属性および cferror を使用する命令を停止します。</h3> <!--- 変数をリセットし、cfabort が使用されたことを示します。 ---> <cfset myVariable = 3> <!--- ここで、この値を増分するためのループを実行 ---> <cfloop from = "1" to = "4" index = "Counter"> <!--- 2 回めのループで cfabort に到達 ---> <cfif Counter is 2> <!--- cferror 行を取り出し、CF エラーメッセージで処理された cfabort エラーを確認 ---> <cferror type="request" template="request_err.cfm"> <cfabort showerror="CFABORT は不適切な理由で呼び出されました。"> <!--- 処理が停止し、後続のオペレーションは行われません。---> <cfelse> <cfset myVariable = myVariable + 1> </cfif> </cfloop> <cfoutput> <p>#Counter# 回のループで myVariable 変数の値を増分した結果 : #myVariable# </cfoutput> |
SHOWERROR | |
オプション | |
タグの実行時に、標準の ColdFusion エラーページに表示するエラーです。 |