<DIV> | NN すべて IE すべて HTML 3.2 | ||||
<DIV>...</DIV> | HTML 終了タグ : 必要 | ||||
div 要素はドキュメントのブロックレベルコンテンツに構造とコンテキストを与えます。特定の属性が付属している他の構造要素 (p 要素など) とは異なり、要素の属性設定とネストされているコンテンツを利用して特定の div 要素に自由に意味を持たせることができます。各 div 要素は必要な開始タグと終了タグとの間にあるすべてのコンテンツに対する汎用のブロックレベルコンテナになります。 単一のスタイルシート規則で制御される複数要素のコンテンツの折り返しとしても div 要素を使用すると便利です。たとえば、コンテンツのブロックに 3 つの段落がある場合、各 p 要素に特別なフォントスタイルを指定するのではなく、3 つすべての p 要素をスタイルシートで必要なフォントスタイルを定義する単一の div 要素で囲むことができます。このようなスタイルシートは、残りのドキュメントの構造によって div 要素のインライン style 属性として定義するか、class 属性または id 属性から指定できます。 div 要素はブロックレベル要素です。インラインコンテンツに任意のコンテナが必要な場合は、span 要素を代わりに使用します。 |
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例 | |||||
<DIV class="sections" id="section3">...</DIV> |
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オブジェクト参照 | |||||
[window.]document.getElementById(elementID)
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要素固有の属性 | |||||
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要素固有のイベントハンドラー属性 | |||||
なし |
align | NN 2 IE 3 HTML 3.2 |
align="alignmentConstant" | オプション |
本章の 8.1.5 項のブロック要素内の横方向の位置揃えの説明を参照してください。 |
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例 | |
<DIV align="center">Part IV</DIV> |
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値 | |
定数値。Navigator 4 以降と Internet Explorer 4 以降 (Windows 版) が認識する HTML 4 の次の 4 つ定数値 : center | left | right | justify。Macintosh 版 IE 4 は justify の設定を認識しません。 |
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既定値 | |
現在の言語の方向によって left または right |
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オブジェクト参照 | |
[window.]document.getElementById(elementID).align
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datafld | NN なし IE 4 HTML |4| |
datafld="columnName" | オプション |
IE のデータバインディングと共に使用して、リモートデータソースの列名を div 要素の HTML コンテンツに関連付けます。データソース列は HTML である必要があります。dataformatas を参照してください。datasrc 属性と dataformatas 属性は div 要素に設定する必要があります。Macintosh 版 IE 5 ではテキストファイルのデータソースに対してのみ機能します。 この属性は HTML 4 で予約されていましたが、XHTML 1.0 では削除されました。 |
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例 | |
<DIV datasrc="DBSRC3" datafld="sec3" dataformatas="HTML"></DIV> |
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値 | |
大文字と小文字を区別する識別子 |
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既定値 | |
なし |
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オブジェクト参照 | |
[window.]document.getElementById(elementID).dataFld
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dataformatas | NN なし IE 4 HTML |4| |
dataformatas="dataType" | オプション |
IE のデータバインディングと共に使用して、データソースから受け取ったソースを標準テキストとタグ付き HTML のどちらとして処理するかをブラウザに指示します。div 要素は HTML フォーマットのみでデータを受信します。Macintosh 版 IE 5 ではテキストファイルのデータソースに対してのみ機能します。 この属性は HTML 4 で予約されていましたが、XHTML 1.0 では削除されました。 |
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例 | |
<DIV datasrc="DBSRC3" datafld="sec3" dataformatas="HTML"></DIV> |
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値 | |
IE では text と html の 2 つの設定が認識されます。 |
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既定値 | |
text |
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オブジェクト参照 | |
[window.]document.getElementById(elementID).dataFormatAs
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datasrc | NN なし IE 4 HTML |4| |
datasrc="dataSourceName" | オプション |
IE のデータバインディングと共に使用して、リモートデータアクセス用にデータソースオブジェクトを読み込むページの object 要素の ID を示します。データソースからのコンテンツは datafld 属性によって設定されます。Macintosh 版 IE 5 ではテキストファイルのデータソースに対してのみ機能します。 この属性は HTML 4 で予約されていましたが、XHTML 1.0 では削除されました。 |
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例 | |
<DIV datasrc="DBSRC3" datafld="sec3" dataformatas="HTML"></DIV> |
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値 | |
大文字と小文字を区別する識別子 |
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既定値 | |
なし |
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オブジェクト参照 | |
[window.]document.getElementById(elementID).dataSrc
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lang | NN 3 IE 4 HTML 4 |
lang="languageCode" | オプション |
要素の属性値およびコンテンツに使用される言語。ブラウザはこの情報を使用して、合字 (特定のフォントでサポートされたり、書き言葉で必要になった場合)、疑問符、およびハイフネーションの処理などの詳細に関して、コンテンツの適切な表示を行います。その他のアプリケーションや検索エンジンでは、スペルチェック辞書の選択やインデックスの作成にこの情報を利用する場合があります。 |
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例 | |
<SPAN lang="de">Deutsche Bundesbahn</SPAN> |
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値 | |
大文字と小文字を区別しない言語コード |
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既定値 | |
ブラウザの既定値 |
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オブジェクト参照 | |
[window.]document.getElementById(elementID).lang
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nowrap | NN なし IE 4 HTML なし |
nowrap | オプション |
この要素の nowrap 属性は Windows 版 IE に固有であり、div 要素の通常のブロックモデルを上書きします。この属性が有効である場合、他のインターレース要素によって中断されるまで、テキストは右方向に続けて表示されます。この要素をむやみに使用すると、ページの幅が広くなり過ぎ、ユーザーは横方向にスクロールし続けることになります。 |
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例 | |
<DIV id="bigBlock" nowrap>...</DIV> |
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値 | |
この属性があると、属性値には true が設定されます。 |
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既定値 | |
false |
title | NN 6 IE 3 HTML 3.2 |
title="advisoryText" | オプション |
要素の助言的な説明をします。ページ上で表示可能なコンテンツを生成する HTML 要素について、IE 4 以降および Netscape 6 では、要素にカーソルをしばらく置くと title 属性のコンテンツがツールヒントとして表示されます。たとえば、テーブル関連の col 要素はコンテンツを表示しないので、その title 属性は単なる情報に過ぎません。テーブル内でツールヒントを生成するには、title 属性を table、tr、th、または td などの要素に対して指定します。 ツールヒントのフォントおよび色のプロパティは、ブラウザによって決定され、スクリプトでは変更できません。Windows 版 IE ではツールヒントは標準の小さい黄色の四角形で、Macintosh では Mac OS のバルーンヘルプシステムの方法による吹き出しのイメージで表示されます。Netscape 6 のツールヒントは、すべての OS バージョンに共通の小さな四角形です。属性を指定しないとツールヒントは表示されません。 この属性には自由に説明のテキストを指定できます。ただし、必ず表示されるものではないので、重要な情報をここには指定しないでください。Web のアクセシビリティの条件を満たすように設計されたブラウザでは、この属性の情報を使用して、視覚に障害のある Web サーファー向けにリンク要素やテキスト以外の要素に関する情報を読み上げることができます。したがって、ページ上の要素の目的を説明するのに便利な、この潜在的な機能を利用するようにしてください。 この属性の互換性リストは Internet Explorer 3 および HTML 3.2 から始まっていますが、IE 4 および HTML 4.0 以降、新たに多くの要素にこの属性が割り当てられています。 |
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例 | |
<SPAN title="United States of America">U.S.A.</SPAN> |
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値 | |
文字列。文字列は一重または二重引用符で囲む必要があります。 |
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既定値 | |
なし |
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オブジェクト参照 | |
[window.]document.getElementById(elementID).title
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