データテーブルに表題(caption要素)がありません | |
JIS 5.2 c) | |
概要
Webページにあるデータテーブル(th、thead、tbody、tfoot、のいずれかの要素があるテーブル)がありますが、表題を示すcaption要素がないか、caption要素があっても無効です。有効なcaption要素とは、<caption>タグと</caption>タグの間が以下のどれにも該当しないものです。
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修正/チェック方法
データテーブルのtable要素の開始タグ(<table>タグ)の直後にcaption要素を挿入して、そのデータテーブルの内容を簡潔に説明する表題を記述してください。 caption要素で記述する表題は、例えば「表1. 商品別の売上推移一覧」、あるいは「商品別の売上推移一覧表」というように、音声ブラウザやスクリーンリーダーで読み上げても、表(データテーブル)であることが分かりやすい記述にするとよりよいでしょう。 |
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修正/チェックのポイント
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JIS関連項目
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解説
データテーブルを用いる場合は、caption要素を用いてそのデータテーブルの表題をつけます。表題はそのデータテーブルの内容を簡潔に説明した内容にします。caption要素は、table要素の開始タグの直後に1つだけ用いることが可能です。 テキストの本文の段落に見出しがあると、ユーザーは文章を読まなくてもその段落の概要が把握できるのと同じように、データテーブルに表題があると、そのデータテーブルの内容を確認しなくてもそのデータの概要を把握することができるようになります。 データテーブルは、縦横の二次元で情報を伝えているため、特に音声ブラウザやスクリーンリーダーを使用しているユーザーにとっては、その内容はもちろんのこと、データテーブルの開始位置を把握することも困難です。表題を提供することで、ここからデータテーブルの音声読み上げが始まるという情報をユーザーに暗に伝えることができるようにもなります。さらに言えば、caption要素で記述するデータテーブルの表題を、例えば以下にあるHTMLソースコード例のように、「表1. 商品別の売上推移一覧」、あるいは「商品別の売上推移一覧表」と、表であることが分かりやすい記述にするとよりよいでしょう。 <table> <caption>表1. 商品別の売上推移一覧</caption> <tr> ...... |
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JIS X 8341-3について
JIS X 8341-3 の内容は、以下のサイトにて規格番号「X8341-3」で検索して、規格票をご覧ください。
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