input (type="hidden") | NN 3 IE 4 DOM 1 | ||||||
hidden オブジェクトは、type 属性が "hidden" に設定されている input 要素で作成されるフォームコントロールです。この要素はユーザーが直接操作を行うことがないので、イベントハンドラーはありません。ユーザーがページを再ロードした場合、hidden オブジェクトに設定された値はすべて削除されます。したがって、値を格納しておくためには使用できません。Windows 版 IE と Netscape 6 では、次に示している以外にも多くのプロパティを使用できます。これらの大半のプロパティは内部のオブジェクト定義に含まれていて、他のテキストを使用するフォームコントロールとの一貫性を保つために使用されるもので、hidden オブジェクト自体にはあまり関係がありません。 |
|||||||
相当する HTML コード | |||||||
<input type="hidden"> |
|||||||
オブジェクト参照 | |||||||
[window.]document.formName.elementName [window.]document.forms[i].elements[i] [window.]document.getElementById("elementID") |
|||||||
オブジェクト固有のプロパティ | |||||||
|
|||||||
オブジェクト固有のメソッド | |||||||
|
|||||||
オブジェクト固有のイベントハンドラープロパティ | |||||||
なし |
dataFld | NN なし IE 4 DOM なし |
読み書き | |
IE のデータバインディングと共に使用して、リモートデータソースの列名を要素の値に関連付けます。この要素には datasrc 属性も設定する必要があります。dataFld と dataSrc の両方のプロパティに空の文字列を設定すると、要素とデータソースのバインディングが壊れます。Macintosh 版 IE 5 ではテキストファイルのデータソースに対してのみ機能します。 |
|
例 | |
document.myForm.price.dataFld = "price"; |
|
値 | |
データソースの列の識別子。大文字と小文字は区別されます。 |
|
既定値 | |
なし |
dataSrc | NN なし IE 4 DOM なし |
読み書き | |
IE のデータバインディングと共に使用して、リモートデータアクセス用にデータソースオブジェクトを読み込むページの object 要素の ID を示します。dataFld と dataSrc の両方のプロパティに空の文字列を設定すると、要素とデータソースのバインディングが壊れます。Macintosh 版 IE 5 ではテキストファイルのデータソースに対してのみ機能します。 |
|
例 | |
document.myForm.price.dataSrc = "DBSRC3"; |
|
値 | |
データソースの識別子。大文字と小文字は区別されます。 |
|
既定値 | |
なし |
defaultValue | NN 2 IE 3 DOM なし |
読み取り専用 | |
ソースコード内の要素の value 属性に指定されている文字列を返します。他の処理中にスクリプトで value プロパティを変更した場合、この値を使用して要素に元の値を再設定することができます。 |
|
例 | |
document.entryForm.sessionID.value = document.entryForm.sessionID.defaultValue; |
|
値 | |
文字列 |
|
既定値 | |
なし |
form | NN 2 IE 3 DOM 1 |
読み取り専用 | |
現在の要素が入っている form 要素への参照を返します。この要素からイベントを処理する場合は、イベントハンドラー関数がイベントオブジェクトの target または srcElement プロパティとして input 要素に自動的にアクセスします。form プロパティを読み取ることにより、スクリプトで同じフォーム内の他のコントロールに簡単にアクセスできるようになります。 |
|
例 | |
var theForm = evt.srcElement.form; |
|
値 | |
form 要素オブジェクトへの参照 |
|
既定値 | |
なし |
name | NN 2 IE 3 DOM 1 |
読み書き | |
フォームコントロールに関連付けられた識別子です。このプロパティの値は、フォームがサーバーに送信される際に「名前/値」のペアの「名前」の部分として送信されます。コントロールのラベルはコントロールタイプ別に他の方法で設定されるため、名前はユーザーには表示されません。フォームコントロールの名前は、オブジェクトへのスクリプト参照でも使用できます。最近の規格では id 属性の方が推奨されていますが、多くのブラウザでは現在も、コントロールの値を送信するために、フォームコントロールに name 属性を設定する必要があります。 |
|
例 | |
document.orderForm.compName.name = "company"; |
|
値 | |
識別子の命名規則に従った文字列。大文字と小文字は区別されます。識別子には空白スペースは使用できず、1 文字目に数字は使用できません。アンダースコア以外の句読点の使用は避けてください。 |
|
既定値 | |
なし |
type | NN 3 IE 4 DOM 1 |
読み取り専用 | |
フォームコントロール要素のタイプを返します。値はすべて小文字で返されます。行う処理によっては、特定のタイプを検索するためにすべてのフォーム要素を調べる必要があります。たとえば、"text" タイプのフォームコントロールをすべてクリアにし、他のタイプのコントロールはそのままにする場合などがこれに該当します。 |
|
例 | |
if (document.forms[0].elements[3].type == "hidden") { // process hidden input type here } |
|
値 | |
button、checkbox、file、hidden、image、password、radio、reset、select-multiple、select-one、submit、text、textarea のいずれかの定数を示す文字列 |
|
既定値 | |
hidden |
value | NN 2 IE 3 DOM 1 |
読み書き | |
要素の「名前/値」のペアとして送信される、フォームコントロールに関連付けられている現在の値を示します。値はすべて文字列ですが、ブール値や数値など他のタイプのデータを示す場合もあります。 |
|
例 | |
document.forms[0].price.value = "33.95"; |
|
値 | |
文字列 |
|
既定値 | |
なし |
createTextRange() | NN なし IE 4(Win) DOM なし |
非表示のフィールドの文字列を格納する TextRange オブジェクトを作成します。詳細については、TextRange オブジェクトを参照してください。 |
|
パラメータ | |
なし |
|
戻り値 | |
TextRange オブジェクト |