CFOBJECT: CORBA オブジェクト  
説明

登録されている CORBA オブジェクトでメソッドを呼び出します。

 
シンタックス
<cfobject
   type = "corba"
   context = "context"
   class = "file or naming service"
   name = "text"
   locale = "type-value arguments">
 
関連項目

cfcollection、cfexecute、cfindex、cfreport、cfsearch、cfwddx、『ColdFusion MX 開発ガイド』の第17章の「グローバル化アプリケーションの開発」 の「CORBA」

 
ヒストリ

メインの cfobject タグのページの「ヒストリ」を参照してください。

 
使用方法

ColdFusion Enterprise version 4.0 以降では、DII (Dynamic Invocation Interface) により CORBA がサポートされます。cfobject を CORBA オブジェクトと共に使用するには、文字列形式の IOR が含まれているファイル名、またはネーミングサービスでのオブジェクトのネーミングコンテキストのいずれかが必要です。また、オブジェクトの属性、メソッド名、およびメソッドの署名も必要です。

構造体などのユーザー定義のタイプはサポートされません。

 
<cfobject type = "corba"
  context = "ior"
  class = "c:myobject.ior"
  name = "GetName">
TYPE  
  オプション
 

オブジェクトタイプです。

  • com
  • corba
  • java

その他のオブジェクトタイプは、type 属性を取りません。

CONTEXT  
  必須
 
  • ior: ColdFusion で、Interoperable Object Reference (IOR) を使用して CORBA サーバーにアクセスします。
  • nameservice: ColdFusion ではネーミングサービスを使用してサーバーにアクセスします。このオプションは、VisiBroker Orb の InitialContext の使用時のみ有効です。
CLASS  
  必須
 
  • context = "ior" の場合: 文字列形式の IOR (Interoperable Object Reference) が含まれているファイルの絶対パスです。このファイルは常に、ColdFusion で読み取り可能である必要があります。つまり、このファイルは、ColdFusion サーバーのローカルファイルであるか、またはネットワーク上のアクセス可能な場所に置かれている必要があります。
  • context = "nameservice" の場合: スラッシュで区切った、ネーミングサービスに対するネーミングコンテキストです。例 : Allaire//Doc/empobject.
NAME  
  必須
 

文字列です。インスタンス化されたコンポーネント名を指定します。アプリケーションでは、この名前を使用して CORBA オブジェクトのメソッドと属性を参照します。

LOCALE  
  オプション
 

init_orb の呼び出しの引数を設定します。この属性の使用は、VisiBroker ORB に限定されます。これは C++ バージョン 3.2 で使用可能です。この値は次の形式で指定する必要があります。

locale = " -ORBagentAddr 199.99.129.33  -ORBagentPort 19000"

タイプと値の各ペアの先頭には、ハイフンを付ける必要があります。