CFREPORT  
説明

次のいずれかを実行するために使用します。

  • ColdFusion Report Builder を使用して作成したレポート定義を実行し、PDF、FlashPaper、または Excel の形式で表示します。必要に応じて、このレポートをファイルに保存することができます。
  • 定義済みの Crystal Reports レポートを実行します。Windows システムにのみ適用されます。ここでは CFCRYSTAL.exe ファイルを使用してレポートが作成され、属性値に従って、Crystal Reports エンジン内でパラメータが設定されます。
 
カテゴリ

データ出力タグ

 
シンタックス
<!--- Syntax 1 - このシンタックスを ColdFusion Report Builder と共に使用します。 --->
<cfreport
      template = "report definition filename"
      format = "PDF"、"FlashPaper"、"excel"
      name = "cf variable"
      filename = "output filename"
      query = "query variable"
      overwrite = "yes"、"no"
      encryption = "128-bit"、"40-bit"、"none"
      ownerpassword = "password"
      userpassword = "password"
      permissions = "permission list"
>
      cfreportparam tags [optional]

</cfreport>
または
<!--- Syntax 2 - このシンタックスを Crystal Reports と共に使用します。 --->
<cfreport 
      report = "report_path"
      dataSource = "ds_name" 
      type = "type" 
      timeout = "number of seconds" 
      orderBy = "result_order"
      username = "username"
      password = "password"
      formula = "formula">
</cfreport>
 
関連項目

cfcollection、cfdocument、cfdocumentitem、cfdocumentsection、cfexecute、cfindex、cfobject、cfreportparam、cfsearch、cfwddx、『ColdFusion MX 開発ガイド』の第32章の「印刷用レポートの作成」 、Report Builder のオンラインヘルプ

 
ヒストリ

ColdFusion MX 7: ColdFusion Report Builder に対するサポートが追加されました。

ColdFusion MX: データソース接続の動作が変更されました。Crystal Reports は、データソースに独立した接続を確立するようになりました。この接続は、ColdFusion データソース固有の制約を受けません。たとえば、Crystal Reports サーバーは、Coldfusion MX Administrator で無効になっているかどうかにかかわらず、データソースにアクセスできます。

 
使用方法

このタグを使用して、ColdFusion Report Builder または Crystal Reports で作成されたレポート定義に基づくレポートを生成します。ColdFusion Report Builder の使用方法の詳細については、Report Builder を起動して F1 キーを押し、オンラインヘルプを表示してください。

メモ: Excel のレポート出力形式タイプでは、ColdFusion MX 7 のレポート機能で使用可能な形式設定オプションが制限付きでサポートされます。Excel では、イメージとチャートはサポートされず、カンマ、パーセント、通貨などの書式を含む数値データはプレーンテキストとして表示されます。Excel 出力形式でサポートされるのは単純なレポートのみであるため、Excel 出力用のレポートを作成する際はそのデザインとレイアウトを慎重に検討することをお勧めします。

このタグには終了タグが必要です。

 
<!--- 例 1: この例では、ColdFusion Report Builder での cfreport の
      使用方法を示しています。 --->
<cfquery name="northwindemployees" datasource="localnorthwind">
   SELECT EmployeeID, LastName, FirstName, Title, City, Region, Country
       FROM Employees
       ORDER BY Country, City
</cfquery>

<CFREPORT format="PDF" template="FifthReport.cfr" 
   query="#northwindemployees#" />

<!--- 例 2: 
この参照専用の例は、Crystal Reports での cfreport の使用方法を示しています。 --->
<h3>cfreport タグ<h3>
<p>cfreport を使用すると、Crystal Reports Professional レポート執筆者からのレポートを ColdFusion 
インターフェイスを使用して表示できます。実行するには、タグにレポート名が必要です。cfreport を使用する
と、表示されるレポートファイルに情報を渡して、出力条件を変更することもできます。
<p>この例では、"monthlysales.rpt " というレポートを実行し、このレポートにオプションのフィルタ条件を渡
して、レポートのサブセットの情報のみを表示します。

<cfreport report = '/reports/monthlysales.rpt'>
     {Departments.Department} = `International'
</cfreport>

<p>独自のレポートファイルとフィルタをこのコードと置き換えます。cfreport により Crystal Reports を 
Web ページに配置できます。
TEMPLATE  
  Report Builder
 
Default value: "必須"

 

レポート定義ファイルへのパスを指定します。これは、Web ルートを基準とした相対パスです。

FORMAT  
  Report Builder
 
Default value: "必須"

 

次に示すいずれかのオプションを指定します。

  • PDF
  • FlashPaper
  • Excel
NAME  
  Report Builder
 
Default value: "オプション"

 

レポート出力を保持する ColdFusion 変数の名前です。name と filename の両方を指定することはできません。

FILENAME  
  Report Builder
 
Default value: "オプション"

 

レポートが含まれるファイルの名前です。name と filename の両方を指定することはできません。

QUERY  
  Report Builder
 
Default value: "オプション"

 

レポートの入力データを含むクエリーの名前です。このパラメータを省略した場合、レポート定義のデータは内部 SQL または cfreportparam アイテムから取得されます。

OVERWRITE  
  Report Builder
 
Default value: "オプション"

No

filename 属性で指定したものと同じ名前のファイルを上書きするかどうかを指定します。Yes または No を指定します。

ENCRYPTION  
  Report Builder
 
Default value: "オプション"

none

(format="PDF" の場合のみ) 出力を暗号化するかどうかを指定します。次に示すいずれかのオプションを指定します。

  • 128-bit
  • 40-bit
  • none
OWNERPASSWORD  
  Report Builder
 
Default value: "オプション"

 

(format="PDF" の場合のみ) 所有者のパスワードを指定します。

USERPASSWORD  
  Report Builder
 
Default value: "オプション"

 

(format="PDF" の場合のみ) ユーザーのパスワードを指定します。

PERMISSIONS  
  Report Builder
 
Default value: "オプション"

 

(format="PDF" の場合のみ) 次のアクセス許可から 1 つ以上を指定します。

  • AllowPrinting
  • AllowModifyContents
  • AllowCopy
  • AllowModifyAnnotations
  • AllowFillIn
  • AllowScreenReaders
  • AllowAssembly
  • AllowDegradedPrinting

複数のアクセス許可を指定する場合は、カンマで区切ります。

DATASOURCE  
  Crystal Reports
 
Default value: "オプション"

 

登録済みまたはネイティブのデータソースの名前です。

TYPE  
  Crystal Reports
 
Default value: "オプション"

standard

  • standard (Crystal Reports 8.0 では無効)
  • netscape
  • microsoft
TIMEOUT  
  Crystal Reports
 
Default value: "オプション"

 

Crystal Report ファイルへの接続が確立されるまで待機する最大時間 (秒) です。

REPORT  
  Crystal Reports
 
Default value: "必須"

 

レポートのパスです。ColdFusion ページのファイルを保管しているディレクトリと同じディレクトリに Crystal Reports ファイルを保管します。

ORDERBY  
  Crystal Reports
 
Default value: "オプション"

 

ユーザーが指定する結果の並び順です。

USERNAME  
  Crystal Reports
 
Default value: "オプション"

 

レポートを作成するデータベースへのエントリに必要なユーザー名です。ColdFusion MX Administrator でのデータソースのデフォルト設定値よりも優先されます。

PASSWORD  
  Crystal Reports
 
Default value: "オプション"

 

データベースアクセスに必要なユーザー名に対応するパスワードです。ColdFusion Administrator でのデータソースのデフォルト設定値よりも優先されます。

FORMULA  
  Crystal Reports
 
Default value: "オプション"

 

1 つ以上の名前付き式を指定します。各式の最後にはセミコロンを付けます。次の形式を使用します。

formula = "formulaname1 = 
'formula1';formulaname2 = 'formula2';"

式の中でセミコロンを使用する場合は、2 回 (;;) 入力してエスケープする必要があります。例 :

formula = "Name1 = 'Val_1a;;Val_1b';Name2 = 
'Val2';"