BINARYENCODE | |
説明
バイナリデータを文字列に変換します。 |
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戻り値
バイナリデータを表すエンコードされた文字列 |
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カテゴリ
変換関数、文字列関数 |
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関数のシンタックスBinaryEncode(binarydata, encoding) |
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関連項目
BinaryDecode、CharsetEncode、CharsetDecode |
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ヒストリ
ColdFusion MX 7: この関数が追加されました。 |
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パラメータ
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使用方法
バイナリオブジェクトや一部の 8 ビット文字は、HTTP や SMTP などの多くのインターネットプロトコルでは転送することができません。また、一部のデータベースシステムではサポートされないことがあります。データをバイナリエンコードすることにより、任意のインターネットプロトコルで転送することや、文字データとしてデータベースに保管することが可能な形式にデータを変換します。データをバイナリ形式に戻すには、BinaryDecode 関数を使用します。 ToBase64(binarydata) 関数ではなく、BinaryEncode 関数を使用して、すべての新規アプリケーションで、バイナリデータを Base64 データに変換することをお勧めします。 この関数は、ToBase64(binarydata) 関数のスーパーセットを提供します。 バイナリデータの処理の詳細については、次の各ページを参照してください。
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例
次の例では、GIF ファイルをバイナリデータとして読み込み、バイナリ形式でエンコードされた文字列に変換した後に、このエンコードされたデータをバイナリデータに戻し、結果をファイルに書き込みます。エンコードされた文字列およびイメージを出力ファイルに表示します。 <h3>バイナリエンコードの変換の例</h3> <!--- フォームが送信された場合、次の処理を実行します。 ---> <cfif IsDefined("Form.binEncoding")> <!--- バイナリデータファイルを読み込みます。 ---> <cffile action="readbinary" file="C:CFusionMX7wwwrootCFIDEadministratorimageshelp.gif" variable="binimage"> <!--- 読み込みデータをバイナリエンコードで変換した後にバイナリデータに戻します。 ---> <cfscript> binencode=BinaryEncode(binimage, Form.binEncoding); bindecode=BinaryDecode(binencode, Form.binEncoding); </cfscript> <!--- 変換の結果をファイルに書き込みます。 ---> <cffile action="write" file="C:temphelp.gif" output="#bindecode#" addnewline="No" > <!--- 結果を表示します。 ---> <cfoutput> <p><b>バイナリエンコード :</b> #Form.binEncoding#</p> <p><b>BinaryEncode によりバイナリ形式でエンコードされた文字列に変換されたイメージ </b><br> #binencode#</p> <p><b>BinaryDecode を使用してバイナリに戻された後にファイルに 書き込まれたイメージ</b><br> <img src="C:temphelp.gif"><br> </cfoutput> </cfif> <!--- 入力形式 ---> <form action="#CGI.SCRIPT_NAME#" method="post"> <b>バイナリエンコードを選択</b><br> <select size="1" name="binEncoding" > <option selected>UU</option> <option>Base64</option> <option>Hex</option> </select><br> <br> <input type = "Submit" value = "convert my data"> </form> |
BINARYDATA | |
エンコードするバイナリデータを含む変数です。 |
ENCODING | |
データを表すためのエンコード方法を指定する文字列です。次のいずれかです。
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