argumentsNN 3 IE 4 ECMA 1

すべての関数は、その実行中に arguments オブジェクトを持ち、関数のプロパティとしてアクセスできます。このオブジェクトは自動的に作成され、関数のコンテキストの外で作成することはできません。たとえば、次の一般的な関数の定義があるとします。

function myFunc( ) {
     // function statements
}
 

関数の中のステートメントは、次の参照を使用して arguments オブジェクトにアクセスできます。

arguments
 

このオブジェクトには必ず callee プロパティが含まれます。このプロパティは、同じ関数への参照です (callee プロパティを参照)。arguments オブジェクトを使用して、配列の記述方法で各パラメータ変数の値にアクセスすることもできます。上記の例では、myFunc() 関数の中のステートメントは、次の参照を使用して、渡されるパラメータ値にアクセスできます。

arguments[0]
 

実際の応用例については、この後の Function オブジェクトの arguments プロパティの説明を参照してください。

 
プロパティ
 
callee length
 
Methods

なし

calleeNN 6 IE 5 (Mac)/5.5 (Win) ECMA 1

読み取り専用

arguments オブジェクトを作成した関数への参照です。このプロパティは、現在の関数への主要な参照です。再帰構造でアノニマス関数を呼び出すために必要です。

 
 
myObj.doThis = function(input) {
      // function statements that act on parameter value
      if (!someCondition) {
           arguments.callee(input);
      }
}
 

関数オブジェクトの参照

lengthNN 3 IE 4 ECMA 1

読み取り専用

現在の呼び出しで関数に渡されたパラメータの数を返します。この数は、関数に定義されたパラメータ変数の数には関係ありません。

 
 
function myFunc()
    for (var i = 0; i < arguments.length; i++) {
        ...
    }
}
 

整数値