文字参照  
&#decimal-number;
&#xhexadecimal-number;

すべての XML パーサーは、XML ファイルの外部エンコードにかかわらず、Unicode 文字セットに基づいています。Unicode で直接ドキュメントを作成するのは理論的には可能ですが、多くのテキスト編集、保存、および送信システムは、Unicode 文字セットを完全にはサポートしていません。XML 作成者に既存の編集ツールを使用を断念させることなくドキュメントのコンテンツに Unicode 文字を含めることができるようにするため、XML には文字参照メカニズムが用意されています。

文字参照を使用すると、XML アプリケーションのパーサーによって作成される出力ストリームに、数値 (10 進数または 16 進数) で Unicode 文字を挿入できます。次の文字データを含む XML ドキュメントを検討してください。

© 2002 O'Reilly & Associates

この例では、パーサーは文字参照を実際の Unicode 文字で置き換え、それをクライアントアプリケーションに渡します。

© 2002 O'Reilly & Associates

文字参照は、要素名または属性名では使用できませんが、属性値では使用できます。16 進数の文字参照では大文字と小文字が区別されません。たとえば、&xa9;&xA9; と同じです。