<BUTTON>NN 6 IE 4 HTML 4  

<BUTTON>...</BUTTON>

HTML 終了タグ : 必要  

button 要素は、指定できるボタンのタイプについては input 要素と同じですが (button (汎用ボタン)、submit (送信)、および reset (リセット))、送信タイプの input 要素には追加の機能があります。ボタンのラベルコンテンツは属性として指定するのではなく、要素の開始タグと終了タグとの間に記述します。ラベルコンテンツを生成する img 要素などの他の要素も必要に応じて使用できます。W3C ではこのようなイメージのクライアント側のイメージマップを使用しないように強く推奨しています。button 要素にスタイルシートを割り当てることはできますが、span などの要素内にラベルコンテンツを入れ、そのコンテンツ専用のスタイル規則を指定したり上書きしたりもできます。どちらのスタイルシートの使用方法でも、ボタンラベルにカスタムフォントとカスタムスタイルを適用できます。

button 要素の type 属性に submit を指定すると、ブラウザはボタンの name 属性と value 属性を他のフォーム要素と同様、「名前/値」のペアとしてサーバーに送信します。その他のボタンタイプを指定すると、button 要素に対する特殊なフォーム処理は行われません。

理論上、button 要素は form 要素内に埋め込まれるものです。実際には、ブラウザは独立した button 要素も処理できます。この処理は、ボタンに関連付けられているスクリプトで参照する必要がある関連フォーム要素 (テキストボックスなど) がない場合に行われます。スクリプトで event オブジェクトの srcElementform プロパティや target プロパティを読み込むことによって、フォーム要素間のスクリプト処理を簡略化します。

W3C では、ブラウザメーカーがこれまでとは異なる外観に優れたボタンを作成できるように、この input 要素変数を実装しました。実際には、Windows 版と Macintosh 版の最近の IE ブラウザでは同じようにボタンが表示されます。Netscape 6 では、button 要素のラベルを囲む横方向の余白がデフォルトで狭くなることがよくあります。

 
 
<BUTTON type="button" onClick="doSomething( );">Click Here</BUTTON>
<BUTTON type="submit" id="sender" value="infoOnly">Request Info</BUTTON>
<BUTTON type="reset"><IMG src="clearIt.gif" height="20" width="18"></BUTTON>
 
オブジェクト参照
 
[window.]document.getElementById(elementID)
 
要素固有の属性
 
dataflddataformatasdatasrcnametype
value
 
要素固有のイベントハンドラー属性
 
ハンドラーNNIEHTML
onafterupdateなし4なし
onbeforeupdateなし4なし
onrowenterなし4なし
onrowexitなし4なし
accesskeyNN 6 (テキストを参照) IE 4/5 HTML 4 (テキストを参照)  

accesskey="character"

オプション  

要素にフォーカスを移動したり (一部のブラウザ)、フォームコントロールやリンクアクションをアクティブにしたりする単一の文字キー。リンクをアクティブにするためにアクセスキーと一緒に修飾キー (CtrlAlt、または Command) を押す必要があるかどうかは、使用するブラウザと OS によって決まります。Windows 版 IE 4 以降および Netscape 6 では、Alt キーを押す必要があり、文字キーの大文字と小文字は区別されません。Macintosh 版 IE 5 以降および Netscape 6 では、アクションを実行するには Ctrl キーを押す必要があります。

ここに示されている accesskey は広く使用されている共通属性ですが、すべての実装において厳密に共通というわけではありません。HTML 4 および Netscape 6 でこの属性が認識される要素は、aareabuttoninputlabellegend、および textarea だけです。IE 4 では、これに appletbodydivembedisindexmarqueeobjectselectspantable、および td が追加されています。ただし、label および legend は削除されました。IE 5 では、他のすべての表示可能な要素が追加されていますが、注意が必要です。input 要素とその他のフォーム関連要素の場合を除き、IE 5 以降ではアクセラレータキーの組み合わせで要素にフォーカスを移動するには、要素に tabindex 属性も (すべての値が 0 の場合でも) 指定する必要があります。

 
 
<A href="http://www.megacorp.com/toc.html" accesskey="t">Table of Contents</A>
		<H2 class="subsection" accesskey="2" tabindex="0">Part Two</H2>
 

ドキュメントセットの単一の文字

 
既定値

なし

 
オブジェクト参照
 
[window.]document.links[i].accessKey
		[window.]document.anchors[i].accessKey
		[window.]document.formName.elementName.accessKey
		[window.]document.forms[i].elements[j].accessKey
		[window.]document.getElementById(elementID).accessKey
datafldNN なし IE 4 HTML |4|  

datafld="columnName"

オプション  

IE のデータバインディングと共に使用して、リモートデータソースの列名をボタンのラベルに関連付けます。データソース列は標準テキストか HTML である必要があります。dataformatas を参照してください。また、button 要素に対しは datasrc 属性も設定する必要があります。Macintosh 版 IE 5 ではテキストファイルのデータソースに対してのみ機能します。

この属性は HTML 4 で予約されていましたが、XHTML 1.0 では削除されました。

 
 
<BUTTON type="button" datasrc="DBSRC3" datafld="label" onClick="getTopStory( );">
Latest News</BUTTON>
 

大文字と小文字を区別する識別子

 
既定値

なし

 
オブジェクト参照
 
[window.]document.getElementById(elementID).dataFld
dataformatasNN なし IE 4 HTML |4|  

dataformatas="dataType"

オプション  

IE のデータバインディングと共に使用して、データソースから受け取ったソースを標準テキストとタグ付き HTML のどちらとして処理するかをブラウザに指示します。この属性の設定はデータソースの構造によってのみ決まります。

この属性は HTML 4 で予約されていましたが、XHTML 1.0 では削除されました。

 
 
<BUTTON type="button" datasrc="DBSRC3"dataformatas="HTML" datafld="label"
onClick="getTopStory( );"> Latest News</BUTTON>
 

IE では texthtml の 2 つの設定が認識されます。

 
既定値

text

 
オブジェクト参照
 
[window.]document.getElementById(elementID).dataFormatAs
datasrcNN なし IE 4 HTML なし  

datasrc="dataSourceName"

オプション  

IE のデータバインディングと共に使用して、リモートデータアクセス用にデータソースオブジェクトを読み込むページの object 要素の ID を示します。データソースからのコンテンツは datafld 属性によって設定されます。Macintosh 版 IE 5 ではテキストファイルのデータソースに対してのみ機能します。

この属性は HTML 4 で予約されていましたが、XHTML 1.0 では削除されました。

 
 
<BUTTON type="button" datasrc="DBSRC3" datafld="label"
onClick="getTopStory( );"> Latest News</BUTTON>
 

大文字と小文字を区別する識別子

 
既定値

なし

 
オブジェクト参照
 
[window.]document.getElementById(elementID).dataSrc
disabledNN 6 IE 4/5.5 HTML 4  

disabled="featureSwitch"

オプション  

ユーザーが要素をアクティブにしたり、その他の方法でアクセスしたりできるようにするかどうかを切り替えるブール値スイッチ 。Netscape 6 および HTML 4 では、この属性は対話型のフォームコントロール要素だけに制限されています。IE 5.5 以降 (Win32 のみ) では、この属性は他の多くの表示可能な要素にも適用されます。無効になっている要素は、通常、"グレー表示" され、他の要素とは区別されます。

 
 
<INPUT type="submit" name="sender" disabled="true">
 

true | false

 
既定値

false

 
オブジェクト参照
 
[window.]document.getElementById(elementID).disabled
langNN 3 IE 4 HTML 4  

lang="languageCode"

オプション  

要素の属性値およびコンテンツに使用される言語。ブラウザはこの情報を使用して、合字 (特定のフォントでサポートされたり、書き言葉で必要になった場合)、疑問符、およびハイフネーションの処理などの詳細に関して、コンテンツの適切な表示を行います。その他のアプリケーションや検索エンジンでは、スペルチェック辞書の選択やインデックスの作成にこの情報を利用する場合があります。

 
 
<SPAN lang="de">Deutsche Bundesbahn</SPAN>
 

大文字と小文字を区別しない言語コード

 
既定値

ブラウザの既定値

 
オブジェクト参照
 
[window.]document.getElementById(elementID).lang
nameNN 6 IE 4 HTML 4  

name="elementIdentifier"

オプション  

button 要素の name 属性は type 属性の設定によって異なる 2 つの機能があります。type 属性のすべての設定では、name 属性に要素へのスクリプト参照で使用できる識別子を指定できます。要素への参照には id 属性の使用が推奨されています。submit のボタンタイプでは、name 属性はフォームの送信時に「名前/値」のペアの一部としてサーバーに送信されます。

 
 
<BUTTON type="submit" name="sender" value="infoOnly">Request Info</BUTTON>
 

大文字と小文字を区別する識別子

 
既定値

なし

 
オブジェクト参照
 
[window.]document.getElementById(elementID).name
tabindexNN 6 IE 4 HTML 4  

tabindex="integer"

オプション  

ドキュメント内にあるすべてのフォーカス可能な要素のタブ順序内で、この要素の順番を示す番号。タブ順序は一定の規則に従って決定されます。tabindex 属性にゼロ以外の値が指定された要素は、ユーザーがページでタブ操作を開始すると初めて表示されます。フォーカスは、tabindex の値が一番小さい要素から開始して、値の一番大きい要素まで順番に移動します。ページやドキュメント内での物理的な位置は関係ありません。tabindex の値が同じ要素が 2 つある場合、ドキュメント内で先頭に近い方の要素が最初にフォーカスを得ます。その次に、tabindex 属性をサポートしていない要素と値がゼロに設定されている要素のすべてにフォーカスします。これらの要素はドキュメント内の配置順にフォーカスを受けます。現在のページを再ロードした場合、タブシーケンスは必ずしも再び "最初" から始まるわけではありません。したがって、タブシーケンスの制御は、フォーカス可能な要素のロジックが、その要素のソースコードでの順序とは異なる場合に便利です。たとえば、テーブルの行方向ではなく、列の下方向のフィールドにタブで移動するような場合です。

HTML 4 および Netscape 6 では、tabindex 属性は aareabuttoninputobjectselecttextarea の各要素に限られています。IE 4 では、これに appletbodydivembedisindexmarqueespantable、および td が追加されます。IE 5 では、他のすべての表示可能な要素が追加されます。IE (のみ) で負の値を指定すると、要素がタブ順序から完全に削除されます。

Macintosh 版 の IE 4 では、リンクおよびアンカーにタブが移動されないので、要素の tabindex はこのバージョンでは無視されます。

 
 
<A href="chapter3.html" tabindex="3">Chapter 3</A>
 

0 から 32,767 までの整数。IE では tabindex に負の値を設定すると、その要素はタブ順序から完全にスキップされます。

 
既定値

なし

 
オブジェクト参照
 
[window.]document.getElementById(elementID).tabIndex
typeNN 6 IE 4 HTML 4  

type="buttonType"

オプション  

ブラウザのボタンの内部スタイルを定義します。ボタンスタイルはイベントハンドラーからスクリプトアクションを開始するために用意されています。"reset" スタイルのボタンは type 属性に reset が設定されている input 要素と機能的に同じであり、すべての要素を既定値に戻します。"submit" スタイルのボタンは type 属性が submit に設定されている input 要素と機能的に同じです。type 属性に reset または submit のいずれかを設定している button 要素は、値に指定されたアクションをページ上で行うために、フォームと関連付ける必要があります。

 
 
<BUTTON type="reset"><IMG src="clearIt.gif" height="20" width="18"></BUTTON>
 

大文字と小文字を区別しない定数値 : button | reset | submit

 
既定値

button

 
オブジェクト参照
 
[window.]document.getElementById(elementID).type
valueNN 6 IE 4 HTML 4  

value="text"

オプション  

要素がフォームのメンバーの場合に「名前/値」のペアの一部としてサーバーに送信される button 要素に値を事前に設定します。

 
 
<BUTTON name="connections" id="connections" value="ISDN">ISDN</BUTTON>
 

テキスト文字列

 
既定値

なし

 
オブジェクト参照
 
[window.]document.getElementById(elementID).value