charsetプロパティがありません | |
JIS 5.9 a); | |
概要
(X)HTMLソースコードに、Webページで使用している文字コードを指定するmeta要素のcharsetプロパティがありません。 |
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修正/チェック方法
meta要素のcharsetプロパティで、Webページの(X)HTMLソースコードで使用している文字コードを指定してください。
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JIS関連項目
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解説
日本語のWebページで使用できる文字コードには、幾つかの文字コードがあり、それが文字化けを引き起こす原因になることがあります。つまり、HTMLファイルを保存した時の文字コードと、WebブラウザがそのWebページを読み込む時に使う文字コードが異なっていると、文字化けが発生してしまうのです。 現時点では、WebブラウザがそのHTMLファイルで使用されている文字コードを正確に判別できる手段がありません。そこで、(X)HTMLソースコードで使用している文字コードを明示することで、WebブラウザがそのWebページの(X)HTMLソースコードで使用されている文字コードを正確に判別して、文字化けを起こすことなく画面に表示することが確実に可能になります。 (X)HTMLソースコードで使用している文字コードを指定するには、以下のようにhead要素内のできるだけ先頭部分に記述します。 <html lang="ja"> <head> <meta http-equiv="Content-Type" content="text/html; charset=iso-2022-jp"> ・・・・・・ <title> (文字コード指定の後で初めて 日本語の文字が使える) </title> ・・・・・・ </head> <body> <p> (charsetプロパティで指定した 文字コードであれば、文字化け は起こらない。) </p> </body> </html> 上記のHTMLソースコード例では、head要素内のmeta要素にあるcharsetプロパティで "iso-2022-jp" と指定しています。これは、いわゆる "JIS" とよばれる文字コードを指定している例です。その他の文字コードは以下のように指定します。ハイフン("-")とアンダースコア("_")の違いに注意してください(大文字・小文字の違いは、どちらでもかまいません)。
その他、文字コードを指定する際の注意点を挙げると、以下のようなポイントがあります。
また、"x-" で始まる文字コードは、extension(拡張)を意味し、公の機関に認定されていない私的な文字コードを意味します。そのため、従来用いられた "x-sjis"、"x-euc-jp" などの指定を行うべきではありません。charsetの定義は、ICANN/IANAで指定されたコードを利用するのが良いでしょう。
注意: HTTPヘッダー中でcharsetが予め出力されるような環境では、HTTPヘッダーとHTML内のcharsetの指定が食い違うことにより、文字化けを起こす可能性があります。このような場合は、サーバの管理者に問い合わせ、利用できる文字コードを確認してください。meta要素でのcharset指定とファイルの文字コードが一致しているからといって、必ず正しく表示されるとは限らないので注意してください。 |
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JIS X 8341-3について
JIS X 8341-3 の内容は、以下のサイトにて規格番号「X8341-3」で検索して、規格票をご覧ください。
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