CFLOG  
説明

メッセージをログファイルに書き込みます。

 
カテゴリ

データ出力タグ

 
シンタックス
<cflog
   text = "text"
   log = "log type"
   file = "filename"
   type = "message type"
   application = "yes"、"no">
 
関連項目

cfcol、cfcontent、cfoutput、cftable

 
ヒストリ

ColdFusion MX: thread、date、および time 属性は使用禁止になりました。これらの属性は今後のリリースでは機能せず、エラーが発生する可能性があります。以前のリリースでは、これらの属性によって、それぞれのデータ項目がログに出力されるかどうかが決まっていました。ColdFusion MX では、常にこのデータが出力されます。

 
使用方法

cflog タグでは、カスタムメッセージを標準ログファイルまたはカスタムログファイルにロギングします。ログメッセージ用のファイルを指定することも、デフォルトのアプリケーションログやスケジューラログにメッセージを送信することもできます。ログメッセージには ColdFusion の式を含めることができます。ログファイルは拡張子 ".log" を持ち、ColdFusion のログディレクトリに格納される必要があります。

ログエントリは、次のフィールドから成るカンマ区切りリストとして記述されます。

  • type
  • coio
  • date
  • time
  • application
  • text

値は二重引用符 (") で囲まれます。application 属性に no を指定すると、リスト内の対応するエントリは空になります。

cflog タグの実行を無効にすることができます。詳細については、ColdFusion Administrator の [基本セキュリティ] ページを参照してください。

次の例では、アプリケーションにログオンするユーザーの名前をロギングします。このメッセージは ColdFusion ログディレクトリの "myAppLog.log" ファイルにロギングされます。このログには、日付、時刻、およびスレッド ID が含まれますが、アプリケーション名は含まれません。

<cflog file="myAppLog" application="no"
   text="User #Form.username# logged on.">

たとえば、ユーザーがフォームのユーザー名フィールドに「Sang Thornfield」と入力した場合は、次のエントリが "myApplog.log" ファイルエントリに追加されます。

"Information","153","02/28/01","14:53:40",,"User Sang Thornfield logged on."

TEXT  
  必須
 

ロギングするメッセージテキストです。

LOG  
  オプション
 

file 属性を省略した場合は、メッセージは標準ログファイルに書き込まれます。file 属性を指定した場合は、この属性が無視されます。

  • Application: Application.log に記録します。通常は、アプリケーション固有のメッセージに対して使用されます。
  • Scheduler: Scheduler.log に記録します。通常は、スケジューリングされたタスクの実行をロギングするときに使用されます。
FILE  
  オプション
 

メッセージファイルです。ファイル名の拡張子以外の部分だけを指定します。たとえば、"Testing.log" ファイルにロギングするときは、"Testing" と指定します。

このファイルは、デフォルトのログディレクトリに格納されます。ディレクトリパスは指定できません。指定したファイルが存在しない場合は、自動的にそのファイルが作成されて .log という接尾辞が付けられます。

TYPE  
  オプション
 
Default value: "Information"

メッセージのタイプ (厳格度) です。

  • Information
  • Warning
  • Error
  • Fatal
APPLICATION  
  オプション
 
Default value: "yes"
  • yes: cfapplication タグまたは "Application.cfc" ファイルでアプリケーション名が指定されている場合は、アプリケーション名を記録します。
  • no